東海村(とうかいむら)

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東海村 は全国の村では、岩手県岩手郡滝沢村沖縄県中頭郡読谷村に次いで3番目に人口が多い。しかし人口密度は4番目です。平成の大合併でも依然として村を維持するのは、日本原子力発電株式会社(にほんげんしりょくはつでん)による、多額の納税と国による特別交付金による豊かな経済基盤に有るでしょう。

 
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常陸那珂港 茨城港の括りに入れられる。は日本原電に隣接しており、多くの資材は日本原電の専用港と共に、資材の搬入に使われています。

発電所には、通常では想像もつかない規模の解体不可能な設備が多くあります。大きいだけなら専用港から陸揚げしたり、現場で溶接組み立てができますが、変圧トランスとなると、それは不可能です。隣接して日立製作所が有っても、納入が100%では無い限り、海運や陸運で搬入が発生します。しかし巨大トランスは、道路運送法車両制限令に阻まれて、直送は不可能です。特に準公共事業ですから、内部告発でも有ったらひとたまりも有りません。

そんな訳で、工場から船積みをして、空車回送で那珂港から船の荷物を瀬取り(本来の瀬取りではなく、一般的な横持ちを指す)して工場に搬入するわけです。陸送での難関は、坂やカーブではなく橋などの構造物の強度です。そのための車両制限令ですから、ひたすら遵守しなければなりません。那珂港から原燃までの間には橋は有りませんので、超肥満体トランスの搬入も心で詫びながら深夜に搬入です。

そのことからも「少しぐらい許されるだろう」の思いは、拡大傾向にあり、活断層の認識さえも変えているのではないでしょうか。

東海村JCO臨界事故では、信じ難い実態も表面化している。核燃料加工施設内で核燃料の加工を、マニュアルを無視して、裏マニュアルのステンレス製バケツを使って、作業をした結果、臨界事故に至ったとのことですが、意味不明ながらも、裏マニュアルの存在が問題だと思います。

事故によって起こる生命の危機は、躊躇することなく取り除くことが、事業者の使命でしょう。

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