再生茎(ひこばえ)

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再生茎(ひこばえ)

hikobae.JPG九州や四国の西南団地では、稲の二期作が多く行われていた時期があった。7月に一回目の収穫を行い、11月に二回目の収穫を行うこの農法は、高知県で多く行われていたと記録にあるが、一回目の稲刈りと二回目の田植えの作業が重なり重労働を強いられた。現在のような、機械化稲作であれば十分可能なのであろうが、全て手作業の時代には普及は難しかったと思われる。機械化は実現したが、米余りの現在、誰もこの農法を行わない。しかし、食料の自給率が40%台に昨今、それを向上させる手段として、二期作は有効な農法ではないだろうか。

写真は8月下旬に刈り取りした稲を10月中旬に撮影した再生茎(ひこばえ)の状態です。残念ながら圃場の管理が不充分で、乾田化がなされていないためにこの再生茎は収穫できませんが、管理を十分にしておけば11月には家畜特に牛の飼料として自給できるでしょう。最近は飼料用の稲が栽培されていますが、草を食べて肉やミルクを作る牛には、再生茎の草への代用は経済的に有効だと思うのですが、いかがでしょう。

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